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続けることの難しさ

  • 2025年3月18日
  • 読了時間: 5分

更新日:2025年10月2日


アシュタンガヨガの本当の難しさって、もしかすると「続けること」なのかもしれません。

というよりも、そもそも何かを習慣にすること自体が、

私たちにとってとても難しいことなのではないでしょうか。


たとえば、最近日本でもブームになっている「筋トレ」。

これも最低でも週1〜2回、3ヶ月は続けないと効果が出ないと言われていますよね。

私も実際に自分の身体で実験してみたのですが、1年かけても筋肉量はせいぜい2%増えただけでした。

ボディビルダーのように、生活すべてをそのために捧げない限り、

いわゆる“ムキムキ”になるのは相当難しいのだと実感しました。


成果が見えづらいからこそ、挫折しやすい


なぜ続けるのが難しいのか。それはきっと、

「目に見える変化が出るまでに時間がかかるから」なんだと思います。


たとえるなら、西洋の薬ではなく、漢方のようなもの。「まずは2週間は飲み続けてみてください」と言われても、なかなか効果が実感できず、つい飲み忘れてしまうこと私もあります。もしかすると、あなたも経験があるのではないでしょうか。


モチベーションの裏側にあるもの


「私は大丈夫、ちゃんと続けられる」という人もいると思います。でも、それは今の状況が少し切羽詰まっていたり、「どうしても変わりたい」という強い気持ちがあるからこそ続けられているのかもしれません。


モチベーションというのは、成果にとても左右されやすいものです。思うような実感や結果が得られないと、知らないうちに自分の“慣れた習慣”のほうへと戻ってしまう。


そして新しく始めた習慣は、気がつけば自然と目の前から消えてしまうことがあります。なぜなら、人は無意識にできる行動のほうが楽だからです。エネルギーを使わなくて済むから。


「個別に進む」アシュタンガヨガの意味


私がアシュタンガヨガを始めたばかりの頃、先生がこんなふうに言っていました。

「練習は歯を磨くようなものだよ」と。

最初はピンと来ませんでしたが、今ではその意味が少しずつわかってきました。


つまり、「無意識に体が動くくらい、当たり前に続けていくことが大切」ということ。

たとえば、時間が経てばお腹がすいて食事をする。疲れたら自然とソファに寝転がってNetflixを開く。

それと同じように、体や脳に「満たされるルート」ができれば、それはもう習慣になるのです。


でもその“満たされる感覚”や“達成感”は、人それぞれ違います。だからこそ、アシュタンガヨガが「個別に進むスタイル」なのには大きな意味があるのです。


もし、始めたばかりの人に難しいポーズの写真を見せて「これをやりましょう」と言ったら、きっと「もう無理!」って思ってしまいますよね。だからこそ、一歩ずつ、自分のペースで進んでいくのがアシュタンガヨガの魅力なのです。


でも勘違いしてほしくないのは、難しいポーズができることが成果ではありません。

成果は自分で自分を「満たす」というその行動です。





アシュタンガヨガを始め継続するための「スモールステップ」





まずは、こんな小さなことから始めてみましょう:


  • 鼻で吸う・鼻で吐く呼吸の練習


  • 両手を上げて、下げる。この動きに呼吸を合わせる


  • その動きに慣れてきたら、気をつけの姿勢から前屈へ。呼吸と一緒に動いてみましょう



  • 太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)の流れを、細かく分解して練習 

    → 一つひとつの動きと呼吸を丁寧に合わせていきます



始める前に決めておくと良いこと


続けやすくするために最初にいくつかのポイントを決めておくととてもスムーズです。

① お気に入りのウェアを用意する

まずは、着るだけで気分が上がるようなウェアを選びましょう。おすすめは「ルルレモン」ですが、

最近は韓国ブランドのヨガウェアもおしゃれで機能的。もちろん、ジャージでもOKですが、

自分が「ちょっと嬉しくなる」服がおすすめです。

② ヨガマットを準備する

最初はこだわらなくて大丈夫。100円ショップでも300円程度でマットが買えるので、まずはそれで十分です。

③ いつやるか、具体的に決める

「時間ができたら」ではなく、いつやるかを明確にするのがコツ。たとえば…

  • お風呂上がりのリラックスタイムにやる

  • 朝、いつもより10分早く起きてやってみる

こうして時間帯を決めるだけで、行動に移しやすくなります。

④ 終わった後の“ご褒美”を考えておく

小さな楽しみがあると、モチベーションも続きやすいです。

  • 夜なら「終わったらNetflixを15分だけ観る」

  • 朝なら「終わったら美味しい朝ごはん」

など、自分に合った“ごほうび”を用意しておきましょう。


⑤ やったことを可視化する

練習が終わったら、手帳やスマホに◎をつける、またはSNSで「やったよ!」と報告するのもおすすめです。

目に見える形で記録が残ると、達成感が得られます。


無理なく、楽しく続けるために


まずは1週間続けてみることを目標にしてみてください。

もっと時間をかけてもOKです。1ヶ月でも、1回10分でも大丈夫。


始めたばかりの頃は、

  • 簡単に感じる人

  • 難しく感じる人

  • 物足りないと感じる人


それぞれいます。でも、ちょっと物足りないくらいで終わらせておく方が、長く続きやすいんです。ダイエットも同じですが、最初の2週間だけ頑張りすぎて燃え尽きてしまうより、「今日はお休みしちゃったな〜」くらいの日があっても気にせず、できる日を少しずつ増やしていく方が、結局は習慣になります。

Q&A


Q1: 習慣化に失敗した時、どうやって立て直せばいい?

→ 自分を責めないことが大切です。まずは「週1回でもやってる自分えらい!」と認めてあげて。あとは、環境を変える(マットを目につくところに置くなど)だけでも再スタートしやすくなります。


Q2: 朝と夜、それぞれの効果の違いってあるの?

→ 朝は体を目覚めさせて1日を軽やかに始めるのにぴったり。アシュタンガヨガは朝をおすすめしていますが、最初は夜でもOKです。夜は副交感神経を優位にして、ぐっすり眠る準備になります。

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