アシュタンガヨガに興味を持ったら
- 2025年4月22日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年10月2日
はじめに:アシュタンガヨガに興味を持ったあなたへ

今このページを開いているあなたは、
「ヨガって何?」
「アシュタンガヨガって、普通のヨガとどう違うの?」と気になって、
検索してたどり着いたのかもしれません。
ストレッチの延長?
ダイエットに効果がある?
都会のおしゃれな女性だけがやっている?
体が柔らかくないとできない?
——そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
私がヨガと出会ったころの話
私がヨガを始めた2000年代初め、まだ日本には「ホットヨガスタジオ」しかなく、女性専用で「ダイエットに効果的」という宣伝ばかりが目立っていました。
そんな中、私は幸運にもアメリカでの短期留学中にヨガと出会いました。
当時のアメリカでは、ヨガはもっと生活に根ざしたもので、男女関係なく、心身の健康を保つための“コミュニティの活動”のような存在だったのです。
今は日本でもウェルネスへの関心が高まり、ヨガを始めるにはとても良い時代になりました。
ウェルネスとは? 「よりよく生きようとする生活態度」のこと。心と体の健康、環境との調和、自分らしい生き方を大切にする考え方です。(引用:ELEMINIST)
ヨガは「体を動かすこと」以上のもの

ヨガを長く続けている人たちからは、 こんな声をよく聞きます。 「ヨガを始めて、考え方が変わった」 「心も体も、以前より健康になった」
これは、ヨガが単なる運動ではなく、自分自身と向き合い、心のあり方にも変化をもたらしてくれるものだから。
ポーズを通して、自分の癖や思考のパターンに気づき、「どうしたらもっと心地よく過ごせるか?」を考えるようになるのです。
ヨガはもともと、何千年も前にインドで生まれた「哲学」。それはインドの叙事詩『バガヴァッド・ギーター』や『ヨーガ・スートラ』にも、長く語り継がれています。
アシュタンガヨガとは?
ヨガにはさまざまな流派がありますが、そのひとつがアシュタンガヨガです。
Sri K. Pattabhi Jois(シュリ・K・パタビジョイス)師が体系化したこの流派は、インドの伝統的なヨガ哲学「アシュタンガ(八支則)」に基づいています。
アシュタンガとは、日本語では「8つの段階を登るヨガ」と表現されることが多く、心身の成長をステップごとに深めていくものです。
他のヨガと違う点は、以下のような特徴にあります。
ポーズの順番や流れ(ヴィンヤサ)が決まっている
先生と1対1のやりとりの中で練習する(マイソールスタイル)
正しい呼吸(ウジャイ呼吸)、視線(ドリシュティ)、ポーズ(アーサナ)をひとつずつ学びながら、感覚を磨いていきます。
ヴィンヤサ:呼吸と動きの連動
アシュタンガヨガでは、呼吸と動きを連動させる「ヴィンヤサ」がとても大切です。
どちらかがずれてしまうと、心がざわついたり、体の動きに無理が出たりします。
たとえるなら、杵と臼のような関係。両方がかみ合ってこそ、もちもちのお餅ができるように、呼吸と動きが調和することで、体にも心にも良い影響を与えてくれるのです。
この2つの連動がうまくいくと、体の中から熱が生まれ、筋肉や臓器が活性化し、毒素の排出やホルモンバランスの調整にもつながります。結果として、しなやかで力強い身体が育っていきます。
「私だけの練習」ができるマイソールスタイル
アシュタンガヨガの練習は「マイソールスタイル」と呼ばれるスタイルが基本。
これは、ポーズの順番を自分で覚え、個々のペースで練習を進めていく方法です。
必要なときには先生が個別にアドバイスをくれます。
最初のハードルは、「ポーズの順番」と「形を覚えること」。でも、体の柔らかさや運動神経の良さとは無関係です。得意・不得意は人それぞれ。
今までの私の経験から言えるのは、少しずつでもいいから長く自分のペースで絶え間なく続けていくこと。周りと比べず、自分の内側に目を向ける。
——それが、アシュタンガヨガの醍醐味なのです。
最後に:始めるのは、今日からでも遅くない
どんなに上級者に見える人でも、はじめは初心者。
続けることでしか得られない「自分への気づき」が、そこにはあります。
無理に毎日やらなくても、まずは月に一度でも、思い立ったときに始めてみてください。
小さな一歩が、いつか大きな花を咲かせる種になります。



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